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 モザイク (mosaico) とは、色とりどりの大理石やズマルト(古くから伝承されるモザイク用のガラス)、その他の素材をテッセラと呼ばれる小片に加工し、それを用いて絵や模様を表現する技法です。
 素材がそれぞれの表情を保ったまま組み合わされるので、独特の暖かみや趣のある作品を創りだし、色あせない事から「永遠の絵画」とも呼ばれています。
学び育む、モザイクの魅力

 この装飾技法は古くから世界的に見られ、建築物の床や壁面、あるいは工芸品の装飾のために施されています。宗教画を始め幾何学模様など様々なものが描かれて おり、歴史上、大聖堂の内部空間や礼拝堂の外壁などの装飾手法として特に有名です。

 モザイクはローマ帝国の支配下で目覚ましい発達を遂げ、現在でもイスタンブルやローマ、シチリアの各都市、北アフリカ各地、そして東西ローマ帝国の要所であったラヴェンナで当時のモザイクを多く見る事ができます。

テオドラ

サンヴィターレのテオドラ妃

ライン
モザイクの首都「ラヴェンナ」
 特にラヴェンナは『モザイクの首都』とも呼ばれるほど多くの遺産が残り、モザイクの研究や教育もさかんで、サンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂、サン・ヴィターレ聖堂、ガッラ・プラチディア廟堂など世界遺産にも指定された建築群が公開され観光名所となっています。
イラスト
暮らしにとけ込んだ現代モザイク
  現代でもモザイクは駅や公園、レストランやカフェなどの公共空間から、キッチンやリビング、ガーデン等にいたるまで、広く人々の生活の中にとけ込んでいます。
ラヴェンナ ベンチ ラヴェンナ

左:街のバス停にもカラフルなモザイクが活用されています。
右:イタリア北部に位置する古都ラヴェンナ

植木

広場の植え込みにモザイク。
街のあちこちにモザイクで彩られたオブジェを見つける事ができます。

庭にモザイク

庭の壁に木のモザイク。
ラヴェンナには庭をモザイクで装飾したホテルやご家庭があります。